中東情勢の影響はスクールバスにも 約10年ぶりにバス料金値上げも…頭悩ませる事態 鹿児島
影響は教育機関にも広がっています。危機にあるのは学生が毎日通学に使うスクールバスです。
約1300人の生徒が通う南さつま市の鳳凰高校。半数以上がスクールバスを利用しています。
【鳳凰高校・中野新二校長】
「南さつま市にあり、指宿や鹿児島、川内といった所からも走らせているので、公共交通機関がない自治体もあり生徒にとっては登下校の安心される足として利用している」
県内の学校でも特に多い30台のバスを保有し、鹿児島市、北薩・南薩地区の16路線を運行。登校時間の午前8時すぎにはこれだけの数の大型バスが並びます。ほとんどの路線で峠を越えるうえに満員のため燃費が悪く、軽油1リットルで走れる距離はわずか2〜3km。2日に1回給油する路線もあります。自家タンクを備えていますが不安は募るばかりです。
【鳳凰高校・中野新二校長】
「供給がないと減る一方。タンクが底を尽きると近くの小売店に給油しにいかなくてはならない。考えたくはないが想定しておかなくてはいけない事態」
近年の物価高もあり4月、約10年ぶりにバス料金の値上げに踏み切ったばかり。さらに来月から始まる看護学生の実習で送迎回数が増え、燃料を最も使う時期に入ります。
【鳳凰高校・中野新二校長】
「どう工夫していけばいいのか頭を悩ませている。今は学園と職員同士話し合いをしてベストな状況を模索して実現していく努力はしっかりとしていきたい」