ドローンで新たな戦争遺跡が 砲台跡・機銃陣地跡など 鹿児島
瀬戸内町などが去年12月に実施したドローンを使った戦争遺跡の調査で、新たに砲台跡や機銃の陣地跡などが残っていることがわかりました。
【瀬戸内町埋蔵文化財センター 鼎 丈太郎さん】
「今まで人力では難しかった所というのがこのドローンの調査というところでいろいろとわかってきた」
瀬戸内町には戦時中、旧日本軍の中心部隊が配備されていたため、多くの戦争遺跡が残っています。
埋蔵文化財センターの鼎丈太郎さんらは去年12月、人の立ち入りが困難だった地区をドローンで測量する調査を行いました。
新たに調査したのは奄美大島の南部、大島海峡周辺の3つ地区で、デジタル技術を活用して三次元の立体図を作成。
それぞれの地区に砲台跡や機銃の陣地跡などがあることが分かりました。
【瀬戸内町埋蔵文化財センター 鼎 丈太郎さん】
「旧海軍の水上飛行機の基地があったところで、特攻の部隊も飛んでいたというような基地になります。基地があったあたりにはやはり爆弾の痕と思われる構造物が出てきていたり、コンクリートの壕が残っているんですけれども、そういった物も入り口みたいなものは見えているような状態になっています。木がうっそうと生えている状態でという島になります。ここにカノン砲とかが設置されていました。どうしてもこの写真の砲台が見つからないというところでどこにあるんだろうなというところで(ドローンを活用した)」
瀬戸内町に点在する多くの戦争遺跡。
鼎さんは戦争や平和について考えるきっかけになればと話します。
【瀬戸内町埋蔵文化財センター 鼎 丈太郎さん】
「もちろん戦争はダメだと思っています。当たり前に、戦争をしないことが当たり前に良いことだとは思うのですけれども、これから先の平和を考えるうえにもやっぱり必要な遺跡なんじゃないかなとは思っています」
今後、現地調査を実施して、歴史の伝承などに活用するということです。