燃料費高騰でカンパチも関税対策 鹿児島県


 こちらは垂水市で毎年ゴールデンウィークに開かれるカンパチ祭の様子です。例年多くの人で賑わいますが、今年は急きょ延期が決まりました。理由は、中東情勢です。

 「日本一」のカンパチ養殖の現場で入手困難になっているのは、重油だけでなく、船の塗料やいけすの浮き、包装資材などあらゆる物に及びます。

●漁協組合長・篠原重人組合長
 「急に請求書がバン!と2〜3割(代金が)上がりましたからね。僕ら船で餌をやってカンパチを少しでもまん丸にして消費者においしいカンパチ届けたいと思ってるから、とにかく重油が無くならないように、こうした異例の事態のなか垂水漁協はカンパチ祭の延期を決めました」

 さらに関係者を苦しめていたのが、無くてはならない「稚魚」の入荷の遅れです。主に中国からの輸入ですが、海上輸送で使う船の特殊な燃料が不足しているため、輸入が遅れ育ちすぎた稚魚が、関税の対象になってしまう事態にー。

 政府は2日、省庁を横断した対応チームで初会合を開き、石油製品などの供給状況を点検しました。

 重油の不足で育ちすぎた稚魚についても、関税の対象外とする特例措置を設ける方針です。

 
「KKBみんながカメラマン」