阿久根市沖に不時着した戦闘機「紫電改」 引き揚げを前に安全祈願祭 鹿児島


 太平洋戦争末期、阿久根市沖に不時着した戦闘機「紫電改」が来月、ついに引き揚げられます。引き揚げを前に作業の安全を祈る祈願祭がありました。

 阿久根市の沖合に81年、ひっそりと眠る「紫電改」。太平洋戦争末期に不時着した旧日本海軍の戦闘機です。この紫電改に乗っていたのが林喜重大尉でアメリカの爆撃機B−29を迎え撃つため出撃しましたが戦闘中に被弾し、海に不時着しました。

 紫電改の保存を目指し、活動に取り組んでいるのがNPO法人、「北薩の戦争遺産を後世に遺す会」のメンバーです。これまでに左右の翼と翼の機銃が確認されていて、3月行われた現地調査では左右の翼の接続部分の上側が胴体と離れていたことが新たに分かっています。

 引き揚げを前に31日朝行われた祈願祭。関係者らが参列し作業の安全を祈りました。

 【北薩の戦争遺産を後世に遺す会・肥本英輔 代表】
「想像していた以上に機体が特に翼がきちんと残っております。ぜひともこれは全国の皆さんに若い方々含めて見ていただきたい」

 引き揚げは4月8日に行われる予定です。

 
「KKBみんながカメラマン」