水迫畜産 垂水市でも発覚 原産地などを不適正表示していた問題 鹿児島県
県内大手の水迫畜産が、原産地などを不適正表示していた問題。新たに垂水市でもふるさと納税の返礼品で扱っていたことが分かり、影響は7つの市に及んでいます。
水迫畜産は、ホルスタイン種などの肉を使いながら「黒毛和牛」と表示したほか、県産以外の牛肉を『鹿児島県産』と表示して、ふるさと納税の返礼品などとして販売し、農林水産省から行政指導を受けています。
これまでにふるさと納税の返礼品で扱っていた自治体は県内6つの市ですが、23日、新たに垂水市でも発覚し、507件の返礼品を送っていたということで、寄附者や寄附額について特定を急いでいます。
これまでに分かっている各自治体の状況です。南九州市が約2万3800件、寄付額は2億6700万円と突出して多く、指宿市は約3600件の4600万円などとなっていて、あわせて約3万900件、3億5000万円以上の影響が出ています。
県は24日、最初に発覚した南九州市や指宿市などの4市の状況を国に報告することにしています。
水迫畜産は、これらの対象者に他の商品を送り直す方針を自治体に示しているということですが、ある自治体は「水迫畜産の商品は受け取りたくないという人がある程度出てくると考えており、返金も視野に準備を進めている」としています。