産地などの不適正表示 水迫畜産の社長 姶良市長に謝罪 鹿児島


16日水迫畜産の社長が姶良市役所を訪れ市長に謝罪しました。

正午前の姶良市役所です。

姶良市役所に訪れたのは、水迫畜産の水迫政治社長です。

水迫畜産はホルスタイン種などの肉を使いながら「黒毛和牛」と表示したほか、県産以外の牛肉を『鹿児島県産』と表示して販売するなどし農林水産省から行政指導を受けています。

16日はふるさと納税の返礼品として扱っていた自治体の一つ=姶良市を関係者と訪れ湯元敏浩市長に直接謝罪したということです。

水迫畜産は農水省の指導を受けて、来月10日までに改善報告書を提出するとしていますが、これまでに不適正表示に至った詳しい経緯や原因などは明らかにしていません。

一方、返礼品として扱っていた鹿屋市と枕崎市は17日合同で加工施設の立ち入り調査を実施するとしています。

問題が発覚してまもなく1週間が経ちますが、ふるさと納税の返礼品として扱っていた県内の6つの市は寄付者の特定を急いでいます。

県内大手の水迫畜産による産地の不適正表示については農林水産大臣も言及する事態にー。

【鈴木憲和農林水産大臣】
「この水迫畜産の行為は表示を通じて消費者が情報を知るわけですから消費者の食に対する信頼を揺るがしかねないほか、国内生産者の方々の適正な取引にも影響を及ぼすものであり私としては誠に遺憾であると考えております」

ふるさと納税の返礼品として扱っていた自治体は鹿児島市や姶良市などの4つの市に加えて、先週13日には枕崎市と鹿屋市でも新たに判明しています。

不適正表示の商品を受け取った寄附者について現在、調査中の自治体もありますが、南九州市はおよそ3万2000件、1万6000人に上り、指宿市は現時点でおよそ4000から5000件と見込んでいて、個別に謝罪するなどの対応に追われています。

なお、県警関係者によると水迫畜産が捜査対象かは答えられないとしつつ、「農水省や関係自治体と情報共有は行っており、必要に応じ対応する」と警察も状況を注視しています。

 
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