ガソリン急騰 離島も180円台 生活を直撃
中東情勢の悪化を受けた原油価格の高騰で、高止まりしているガソリン価格。離島の生活にも大きな影響が及んでいます。
西之表市のガソリンスタンド。レギュラーガソリンの店頭価格は1リットル当たり186円。来週17日からは、さらに29円値上げになるということです。車への依存度が高い離島の住民にはかなりの痛手です。
「(ガソリンが)高すぎるからふたりで送り迎えしあって、どうにか安く済ませようとか」
「大変!こんなに上がったら。物価も上がってくる。食品から何から。年金生活で年金は上がらないのに他のものはどんどん上がる」
【三栄石油商会 鮫島哲弥所長】
「県本土に対してもガソリンも30円40円の開きがあるので、特に農家さんなんか今から米の時期とかなってくると、肥料も上がるし燃料も上がる、一番使う時期ですから、一番打撃を受けるんじゃないかと思いますね」
【住民】
「12日に値上がりすると聞いたので、13日満タンにあわてて来ました」
奄美大島ではガソリンなどがタンカーで月に2回ほどまとめて運ばれてくるため、この店舗は毎月1、2回、販売価格を検討します。レギュラーガソリンの店頭価格は税抜きで165.5円でしたが、来週の月曜日から7円値上げします。
【大豊石油 徳永誠営業主任】
「(政府の)補助金制度も見据えながら今月・来月の価格改定に向けて考えています」
石油価格の高騰はほかにも影響を及ぼしそうです。龍郷町の大型スーパーでは…。
「トイレットペーパーの売り場です。在庫は十分にあるようです」
およそ50年前のオイルショックやコロナ禍で品薄となったトイレットペーパーは通常通り仕入れができていて、今のところ原油価格高騰の影響はありません。
【ビッグツー奄美店 松浦能久店長】
「各取引先からも今のところ値上げの打診ということは来ておりません。今現在、パニック買いということもなく、普通に販売させていただいております」
一方、石油が原料のプラスチック製品などは今後、値上がりや品薄になる可能性があり、店舗でも備えています。
【ビッグツー奄美店 松浦能久店長】
「今、新生活の部分で、お客様、こういった商品をご購入される方が多いので、そちらにご迷惑をかけてしまわないかという部分は心配があります」
高騰が続く石油価格。店舗では、今後の情勢を見据えながら関連の製品についても価格や仕入れの量を判断するということです。