「国際女性デー」ミモザのブーケ配布 県議会ではジェンダーギャップ巡り議論


8日は「国際女性デー」です。鹿児島市では活動のシンボルミモザのブーケが配られました。
国際女性デーは女性の社会進出やジェンダー平等を促そうと国連が定めたもので、賛同する県内の企業などが各地でミモザのブーケを配りました。
参加企業の一つ新日本科学は女性の管理職登用の推進などに取り組んでいます。

【新日本科学 長利 京美 専務取締役】
女性が県外に出なくてもしっかりと鹿児島の地で子育てもキャリアも楽しんでいけるような、そういう社会になるといいなと思っています」

そして、ブーケを受け取った人たちは。

「子育ての手が離れた時に あの時に(仕事を)ずっと続けてたらどうだったんだろう、でもやっぱり子育てを終えてみて自分が選んだ働き方は間違ってはいなかったと思うんですけど両方の思いがあります」
「それぞれが望む生き方とか働き方とかを選んでその道を進んでいけたらいいなと思います」
「男女の隔たりとかもある程度なくなってきていると思うんですけど 自分がやりたいようにできる環境をつくってあげるのがこれから大事になってくるんじゃないかなと思います」

 スタジオには山崎記者です。この時期にミモザの花束が配られる景色も、だいぶ定着してきましたね。

 はい、この数年間にニュースでお伝えした内容を振り返ると、商業施設でミモザのツリーが展示されたのが5年前。
翌年から、国際女性デーの象徴として県内でもミモザの花束の配布が始まりました。ジェンダー平等、多様性を尊重する社会づくりの呼びかけに参加する企業や団体も増え続けていて、各地で配られる花束の数もおととしが2000、そして今年は3300です。
メッセージを発信する花束も増え続けているという訳ですね。
そうなんです。そのメッセージですが、例えば、県の調査では「職場で男女平等と感じている人の割合」は男性が3割。 低いですね。
女性はもっと低くて、25・9%です。
育児休業の取得率も女性が倍以上ですし、賃金格差も男性100に対し女性は76・6と、格差はいまだに歴然としています。

そしてこのテーマ、県議会でも取り上げられました。
塩田知事も胸元にミモザの花を飾り開かれたきょうの県議会。ジェンダーギャップを巡る県内の課題について問われた塩田知事はー

【塩田知事】
「さらに近年は若い世代、特に女性において進学、就職等を機に都市に転出したあと都市にとどまり地方に戻らないという若年女性の都市部への流出がおきています」

県が要因の1つにあげたのが男女間の賃金格差です。
県内の女性の平均賃金は、2024年で男性の8割に満たないことが報告されました。

【県 男女共同参画局 北薗 育子局長】
「直近10年間の動向を見ますと男女間の賃金格差は縮小傾向にあるものの依然として解消すべき格差が存在しております」

県は企業の経営者を対象にしたフォーラムや企業へのアドバイザーの派遣などを継続し改善を図りたいとしています。
なお県は育児休業を取得した職員の業務を代わりに他の職員が担った場合、その職員に対し勤勉手当を支給する制度を来年度から導入するということです。

 
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