離島・へき地の医療サービス向上 オンライン診療モデル事業 鹿児島
離島などの遠隔地をオンラインで結んで、医師が患者を遠隔診療するモデル事業の報告会がありました。
県は、去年10月と11月に、奄美大島の瀬戸内町と屋久島町でオンライン診療の実証実験を行いました。
鹿児島市で開かれた報告会では、連絡船が欠航するなど悪天候の時も対応できるオンライン診療について、診察車両の様子専用の医療機器を備えた車両を使って患者の健康状態を確認できるメリットなどが報告されました。
【屋久島町永田へき地出張診療所福留琢哉医師】
「生の聴診の音が実際に遠隔でみている私の所に届きますので、遠隔医療機器の発達によって、オンライン診療の質というものが上がっていくような未来感というものを感じた」
参加者からは、費用面の負担軽減や通信環境の整備など地域医療を維持するための課題も報告されました。
県内で人が住む28の離島のうち医師が常駐していない島は17あり、県はオンライン診療の導入を検討する自治体向けにマニュアルの整備などを進めるとしています。