トイレカー&生活用水互助協定 鹿児島県


 災害で断水したときに困ることの一つが生活用水の確保、特に「トイレ」ですね。今後の災害に備えて、県が初めて自走式のトイレ=「トイレカー」を導入しました。

 4日から県が導入したのは、災害時に活用する自走式トイレ=トイレカーです。

●田上記者リポート
 「狭い道でも通れるようにと、車幅は約1.5メートルですが、中には2つのトイレが備えられています」

 このトイレカーは、おととしの能登半島地震や去年、県内を襲った豪雨被害による断水が深刻な問題となったことを受けて、県が約2000万円かけて2台購入しました。

 県内にトイレカーが導入されるのはこれが初めてです。一回の給水で約35回、汚物タンクは最大200回の利用ができる容量が確保されていて、給水や、し尿処理を行えば何回でも使用できます。

●県危機管理防災局・富吉宏治次長】
 「食事もなんですがトイレを我慢される方が多かったということがありまして、避難された方々の環境をどう向上させるかという点では、トイレカーやシャワーを導入というのは非常に有益であると考えていますので、それを市町村にも分かっていただくということで導入をしたところです」

 持ち運びが簡単で、水道がない場所でも使える水循環型の手洗い機も導入し、4日は塩田知事も体験。そのほか水循環型のシャワーも4日から運用が始まりました。

 また県は、4日、災害発生時に活用できる水循環型製品を開発するWOTAと協定を結びました。

●WOTA・越智浩樹執行役員
 「九州においては、鹿児島県が一番最初に締結を結ばせていただく。激甚災害が起きた時には、全国のみなさんと一緒に被災地に我々のシステムをお届けできるような仕組みを作りたい」

 WOTAは、災害発生時のスムーズな自社製品の提供や物資の援助を行えるよう、現在、各都道府県との協定の締結を進めています。

 
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