「有事」に備え 離島から避難訓練


他国からの武力攻撃が予測されるいわゆる「有事」に備え、離島に住む人たちの避難をシミュレーションしました。

有事において避難が必要な奄美群島の住民はおよそ10万人。
県は避難に14日ほどかかると見込んでいます。
訓練には自治体や自衛隊などおよそ300人が参加。
県庁では航空会社も連携し住民輸送の手段や必要な機材について確認しました。

【県危機管理課 山本秀則 課長】
「自然災害と同様に万が一を想定したなかで日頃の心がけが大事」

「有事」の現場となる徳之島や与論島では住民も参加した避難訓練が行われました。
徳之島町では防災無線を聞いた住民が役場に集まり、職員が名簿をもとに本人確認。
船や航空機に乗る手順を確認しました。

【訓練】
「誰が見るんですか。おれの家を」

「お気持ちは大変理解できるけど」

これは家を守るために避難を拒否する住民への対応訓練。
さらに急病人への対応にも備えました。

【参加した住民】
「実際に避難となった場合、どこまで具体的にできるのかこれからの課題」

【東京消防庁震災対策課 中島立臣 課長】
「避難計画や役割分担が定型・標準化されれば、迅速な対応が可能になるのでは」

県は、来年度以降、奄美大島や喜界島でも訓練を行う方針でさらに迅速な対応を目指し国に輸送力の強化を要請したいとしています。

 
「KKBみんながカメラマン」