鹿児島大学で不適切な牛の動物実験 感染症の安全基準満たさず
鹿児島大学は共同獣医学部で感染症の安全基準を満たしていない状態で肺炎に感染した牛の実験を行うなどの、不適切な取り扱いがあったことを明らかにしました。
記者会見
「関係のみなさま また市民の皆様方にご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」
鹿児島大学によりますと実験は2021年7月から、郡元キャンパス内の総合動物実験施設で行われていました。
承認した動物実験計画書と異なる実験が実施されていたと判断したため、去年5月に実験を中止したということです。
計画書には「肺炎にかかった後、臨床的に回復している牛」を使用すると記載されていましたが実際には肺炎症状がある牛もいたということです。
鹿児島大学 橋口照人 理事
「実験責任者の使用施設のバイオセーフティレベルに対する誤認と牛という動物の特性に起因する動物実験計画書に記載すべき内容に対する誤認でございました」
実験をめぐっては2022年11月と去年2月に動物実験の適切性に関する指摘を受けていたということです。