年始会 県中小企業団体中央会 県内経済の展望は?政局は?


新年を迎え経済界も動き出しました。
県内の中小企業団体の代表らが一堂に会する年始会がありました。

県中小企業団体中央会の年始会には、中小企業の団体をはじめ、県選出の国会議員や官公庁などからおよそ160人が出席。
ノンアルコールの焼酎で乾杯したあと、年始のあいさつを交わしました。
今年は午年。株式相場の格言では「午尻下がり」と言われ、年の後半には相場が下落しやすいとされていますがー。

【県中小企業団体中央会 小正芳史 会長】
「県内の中小企業者が力を合わせ、様々なチャレンジをして、馬が力強く大地を駆け抜けるように活気に満ちた一年となることを願っている」

ただ、年明け早々世界を震撼させたアメリカによるベネズエラへの軍事攻撃など、国際情勢については懸念も。

【県中小企業団体中央会 小正芳史 会長】
「世界の秩序に不安定をもたらすことは、我々中小企業にも大きな影響を及ぼすのでは。非常に心配もしている」

【小田 アナウンサー】
「今年は午年、飛躍の年です。経済界・政界の関係者はどんな一年にしたいと願っているのでしょうか」

県内の基幹産業の一つでもある観光業。
日中関係の悪化などで航空便が欠航となるなど不安もありますが、力強い声が聞かれました。

【県旅行業協会 中間幹夫 会長】
「地政学的な問題も、我々観光業は今までに何回も大変な苦労をしている。少々のことではへこたれない足腰の強さを感じている」

明るい見通しは小売業からも。

【天文館パークアベニュー商店街振興組合 石川国彦 理事長】
「もちろん午年ですので、突き進んでいける。天文館は観光とグルメが一番マッチできる場所」

被せて鹿児島港本港区エリアで計画されている新たな総合体育館整備などへの期待感もあります。

【天文館パークアベニュー商店街振興組合 石川国彦 理事長】
「相乗効果はすごくあると思う。障害物がなく、海に浮かぶ桜島が見られる。一番気持ちいいところを生かしていきたい」

経済を動かす大動脈と言えば物流。
昨年末にはガソリンの暫定税率が廃止されるなど、歴史的な「追い風」も吹いていますが―?

【県トラック協会 鳥部敏雄 会長】
「(燃油の)暫定税が廃止されてもそこ(想定する燃油原価)には及ばない。くれぐれもこれ(暫定税の廃止)で物流コストが下がると思ってほしくない」

こう話したうえで、物流の世界から見た鹿児島の強さを生かす「攻めの一手」については。

【県トラック協会 鳥部敏雄 会長】
「より多くの品目でブランド化をして、日本や世界で発信できるものをつくっていけば、もっともっと鹿児島経済はよくなっていく」

経済界からは前向きな声が聞こえてきましたが、政治の世界ではどうでしょうか?
年始会に出席した国会議員に聞きました。

自民党の宮路拓馬衆議院議員は来年度予算案などの審議を行う通常国会に向けて意気込みを語りました。

【自民党 宮路拓馬 衆議院議員】
「(与党は)参議院では少数。国会対策も困難を極める状況が予想されるが、来年度の当初予算を迅速に成立させることが務めなので乗り越えて頑張っていきたい」

去年の参院選で初当選を果たした尾辻朋実参議院議員は。

【無所属 尾辻朋実 参議院議員】
Q. 今年は「午年」、どんな1年にしたい?
「しっかりと足踏みを強く、足腰のきいた1年にしたい。しっかりと議論が尽くされるいい国会になっていくことを期待している」

年始早々、アメリカがベネズエラを攻撃。
日本政府の対応について立憲民主党の川内博史衆議院議員は。

【立憲民主党 川内博史 衆議院議員】
「アメリカに対してどんなことがあっても話し合いで解決してほしいときちんと言うべきである。そうでなければ中国に対してもロシアに対しても何も言えなくなると危惧している」

今年の政局、国際情勢はどう動くのかー。
その行方が注目されます。

 
「KKBみんながカメラマン」