魚類市場・青果市場で初競り 物価高に悩まされた去年…今年は? 鹿児島
去年は「物価高」に悩まされた一年でしたが、今年は、どうでしょうか。
鹿児島市の中央卸売市場も動き出しました。
「はい!じゃあもう大分片付けね。大分の7・8・9片付け〜」
午前6時すぎから始まった今年の「初競り」甑島のカンパチや垂水のブリなど、鮮度抜群の魚を求めて漁業関係者が次々に魚をセリ落としていました。
【仲買人(職歴23年)】
「例年に比べて多くて5日からスーパーに良い魚を並べられる」
中には2026年に合わせてこんな人も!
「(2026円でセリ落とせば)縁起がいいなと思って。今年最初だったのでお祝いです」
市場によりますと5日の入荷量は約60トン。
去年の初競りより減っていますが、マイワシやハガツオなどは取り扱いが増えるという「うれしいニュース」もありました。
一方で、気になるのは「海の変化」。
【卸売業者 (職歴33年)】
「高水温で今までと違う魚種が揚がってきている。反対に今まで鹿児島で揚がっていた魚も少なくなっている」
【卸売業者(職歴25年)】
「集荷の仕方もちょっと変わってくるのかなと思う」
さらに、トランプ関税や担い手不足など、課題は様々ありますがー。
【卸売業者(職歴25年)】
「入荷量が増えて鹿児島の人たちにもっと魚を食べてほしい」
【売買参加者(職歴23年)】
「水産業界は厳しいですけど、盛り上げて魚を少しでも幅広く売っていきたい」
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
青果市場も動き出しました!
去年の取扱量は約15万2千トン。
4年連続の減少傾向で、去年は取扱額も前年を下回りました。
【青果市場 尾曲 智 市場長】
「(去年は)物価の高騰で野菜の値段が上がって、実際に市場や店先で売られる時の野菜の値段も上がってしまって、市民の皆様にも一定の影響を与えた年だった」
猛暑の夏に、野菜や果物を新鮮な状態で届けるための、物流にも苦慮しています。
【青果市場 尾曲 智 市場長】
「(2026年は)なるべく新鮮な状態で市民の皆様に青果を届け、安定的に供給できるように、今後も市場関係者一同、頑張っていかないといけない年だと思う」