県立図書館から250年前の役人日記 鹿児島城の絵図も
県立図書館に250年前の鹿児島城の様子などを記す役人の日記が所蔵されていたことが新たに分かりました。
安永4年に書かれたこの日記は作家の海音寺潮五郎が46年前に寄贈したものです。
これまで内容が不明でしたが黎明館の職員らの協力により長崎で中国貿易の通訳をしていた林梅卿という役人の日記であることが分かりました。
当時の薩摩藩主島津重豪に招かれ鹿児島を訪れたと考えられていて、当時の鹿児島城二之丸の絵図や重豪との交流の様子などが描かれています。
【県立図書館 東條広光 館長】
「若くて生き生きした成年だった頃の重豪をイメージしながら見ていただければ」
2026年2月上旬を目途に企画展などで公表される予定です。