塩田知事に聞く 2025 「まちづくり」 2026年の抱負も


 今年もあと1週間あまり。塩田知事に来年も動きが注目される鹿児島港本港区エリアのまちづくり、そして来年の抱負を聞きました。

【塩田知事】
「県にとってのシンボルとなるような施設にしていきたいというふうに思っております」

 県は、鹿児島市のドルフィンポート跡地に新たな総合体育館の整備を計画していて今年3月時点の事業費の推計は488億円に膨らんでいます。

 設計事業者の公募を実施し、先週、1次審査を通過した5つの事業者が公表されました。来年2月中旬に最優秀提案者が決まる予定です。

【塩田知事】
「設計の期間が2年3か月ぐらいかかるということでありますから まだ県民のみなさんの目に見える形になるには少し時間が必要かなというふうには思っております。
事業費ということについても設計をした段階で明らかになるということではありますけれどもできるだけコストを抑制するような取り組みというのも事業者選定の中の評価の視点にも入れながら実際に設計者が決まってからも 協議をしながら進めていきたいというふうに思っております」

 一方、本港区エリアの住吉町15番街区へのホテルの整備を巡っては、鹿児島サインロイヤルホテルを運営する鹿児島国際観光が事業予定者に決定し、先月、県と基本協定を結びました。

 また、北ふ頭のしおかぜ通りではコンテナハウスによる実証実験も行われています。

【塩田知事】
Q本港区エリアのまちづくり
「民間事業者の活力の導入ということで いろんな提案等もいただいておりますので
全体としてエリアコンセプトプランの具体化に向けた取り組みというのを着実に進めていきたいと思っております」

 そして、2026年の抱負、塩田知事が書いた言葉は「鹿児島の宝を世界へ」。

【塩田知事】
「鹿児島の自然 食 歴史 文化 いろんな宝があります これをしっかりと世界の方にも 戦略的に届けていきたいということで これを通じて鹿児島の稼ぐ力を高めていく 最近ではやはりお茶が非常に評価をしていただいていて世界的な抹茶ブームの中で、非常にいい値段つけていただいておりますので、これが来年も続けていけるように頑張りたいと思います」

【塩田知事】
Q塩田知事自身の抱負は?
「2025年に還暦を迎えましたので少しワークライフバランスも考慮しながら鹿児島のために引き続きしっかりとお役にたてるように頑張りたいと思っております」

 
「KKBみんながカメラマン」