医療支援 看護師が活動報告 スリランカ サイクロン被害 鹿児島
サイクロンで、甚大な被害を受けたスリランカに派遣され現地で医療支援を行った看護師が活動報告を行いました。
医療支援を行ったのは米盛病院、救命病棟の看護師長山之内千絵さんです。
山之内さんはJICAが派遣した国際緊急援助隊医療チームの一員として今月3日からスリランカに派遣され、12日間、外来のリーダー看護師として医療支援を行いました。
支援活動を行ったスリランカ西部の地区では地元の病院が浸水。浸水で薬が流されてしまった患者や足を怪我して感染症が懸念される患者らのケアなどにあたったといいます。
【米盛病院 救命病棟 看護師長 山之内千絵さん】
「できることは限られているかもしれないんですけど、患者さんに寄り添えてした活動ができたのかなと思っております。何があっても私たちがまず命を守る行動は何かということを考えたりとか一人一人ができることを、着実に一個ずつみんなで話をしながら協力してやっていくことが大事なんじゃないかなと思っております。」