鹿児島市議が公選法違反か?別の町内会関係者にもドリンク提供か


鹿児島市議会の議員が地元の催しで有権者にドリンクを提供し、公職選挙法違反の疑いが指摘されている問題です。
KKBの取材で、この市議が別の町内会の関係者にもドリンクを提供した疑いがあることがわかりました。

この問題は、鹿児島市議会の立憲・社民会派に所属する鵜狩友江議員が9月20日に地元で行われたバーベキュー会に参加した際、自身の分の会費を支払ったうえで、有権者に栄養ドリンク2箱を提供し、公職選挙法違反の疑いが指摘されているものです。
KKBの取材で、この件とは別に鵜狩市議が、9月に鹿児島市の別の町内会の関係者にも栄養ドリンクを渡した疑いがあることがわかりました。
今月8日に取材した際、鵜狩市議はこう答えていました。

【立憲・社民鹿児島市議会議員団 鵜狩友江 議員】
Q.9月20日の会合以外には有権者に物品を渡す同様の行為はない?

Q.有権者に会合で物品を渡したことは?
「ございません。Q.明確に言える?はい」

公職選挙法では選挙の有無に関わらず、政治家から選挙区内の人への寄付は特定の場合を除き、禁止されています。
地域の催しでの飲食物の提供もこれに該当します。
有権者が求めることも禁止されています。
鵜狩市議が所属する会派は、17日の議会運営委員会で事実関係や処分の有無などについて報告する予定です。
鵜狩市議や所属する立憲民主党がどう釈明するか注目されます。

 
「KKBみんながカメラマン」