森林資源の循環を SGEC認証建材 薩摩川内市で初出荷


森林資源の循環を促す認証制度をご存じでしょうか。
消費者に届くまでの管理情報が追跡できる認証木材の出荷が、薩摩川内市で始まりました。

式には、薩摩川内市や森林組合などでつくる森林認証協議会の関係者らが出席しました。

【薩摩川内市 田中良二 市長】
「今後も適切な森林管理から素材生産、加工・流通・再造林まで森林資源が循環する体制づくりを通じて林業の振興を図っていきたい」

薩摩川内市は「SGEC」の森林認証を今年3月に取得しています。
16日の出荷木材16日の出荷分は、50年ほど前に植林した高江地区で伐り出した長さ4メートル、直径25センチ程のヒノキ材20トンです。
肝付町の製材所に運ばれ、住宅用の建築構造材に加工されるということです。
県と市によりますと、国際基準と同等の評価を受ける「SGEC」を取得した公有林から製材、加工管理までの認証を持つ会社に住宅用木材を出荷するのは、県内では、初めてだということです。

 
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