ウィンターカップ目前!県代表・れいめい男子バスケ部 鹿児島
続いてはバスケットボールです。
いよいよ来週に迫ったソフトバンクウインターカップ2025。
4年ぶり15回目の出場となるれいめい高校男子バスケ部を取材しました。
(家後コーチ)
「もっとディフェンスがやらないと何も練習にならない。はい」
れいめい高校男子バスケ部。
ウインターカップを来週に控え、一つひとつの練習に熱が入ります。
10月の県予選・決勝。試合は序盤から強豪・鹿児島相手にリードを許す展開に。
それでも3年生・梅原や中川を中心に、「守って走る」バスケで食らいつき、最終Qこのスリーポイントシュートで同点、最後は原口が放ったフリースロー1本の差で勝利を収め4年ぶり15回目の全国を掴みました。
(野田キャプテン)
「もう最後ウインターカップこそは(出場権を)取らないといけないという思いでずっとやってきたので良かった」
(家後コーチ)
「もう勝手に涙が出てきたという感じで本当にうれしかったですし、安心した、ホッとしたという部分も大きかった」
前半から持ち味のフルコートディフェンスで食らいつき見事、逆転勝利!
この日も初戦・桐生第一のバスケを攻略すべく、徹底したディフェンス練習が行われました。
(家後コーチ)
「こういう風に出るパスは別に怖くない。ダイブの方が怖い。だからダイブに関しては必ず1人付きなさいよっていう。ウィングがピンチだから誰々下がってこい。下がってこい。5人で一個のボールを守れば良い」
そんな”守って走る”家後バスケを締めるのがエース・梅原です。
決勝ではケガによって思うようなプレーができませんでしたが、セカンドチャンスやアシストなど、献身的にチームを支えました。
(梅原選手)
「自分の強みである得点力や間を生かして、アシストしたり、(相手には)大きい留学生もいるので、当たり負けせずにリバウンドをもぎ取りたい。個人としては数字にこだわらず泥臭く、チームの為に働くことと、得点面でも30点以上取りたい」
(和田選手)
「梅原くんはお茶目なところがあって、恋愛の話もしますし先輩だけど、同い年みたいな感じで優しくて、ノリも良い先輩」
エースについてこう語る和田は将来が楽しみな1年生。
決勝では最終Qで起死回生の同点スリーを沈め、勝利をたぐり寄せました」
先輩と掴み取った初の大舞台。
決意を新たにします。
(和田選手)
「一番は楽しみというのがあって、先輩たちと少しでも多く勝てるようにと思っている。もう自分は思い切りやるだけかなって思っていて、1年生らしくどんどんやっていきたい」
そんなれいめいバスケを引っ張るのがキャプテン・野田です。
(野田選手)
「自分たちは後輩が結構みんな盛り上げ上手で自分たちもとても助かっている。
時にまとめる難しさを感じるという後輩たちにも笑みを浮かべました。
また、3年間の思い出を聞いてみるとー
(野田選手)
「自分は島根から来ていて、最初は友達できないなと思っていたが、寮生3人が揃った時に、みんなとやっていけるなと思って」
一人で鹿児島の地を踏んだ高校一年の春。
不安が胸いっぱいの中、仲間の存在が大きかったと言います。
(野田選手)
「同級生なんですけど、平川と梅原が自分たちで盛り上げてくれるので、1年生の時に3人寮に入ってやっぱり鹿児島に来て初めて出会ったのが梅原と平川だったので、二人には感謝したい」
(梅原選手)
「寮に入って高校1年生の初日はみんなで買い物に行った。その時に、行きと帰りだけでとても仲良くなったあとは3人で温泉とかに行って学校でも仲が良いが、そういうのが思い出。後輩先輩の礼儀はあるが、仲良いのが強み。それは僕が下級生の頃からあるが、今年は特に、1・2・3年生の仲が良くて、それが強みだと思う」
4年ぶりの全国に挑むれいめい。
学年の垣根を超えた結束力で初の大舞台に乗り込みます!
れいめいは24日、群馬・桐生第一と、女子の鹿児島は青森・柴田学園と初戦を戦います。