自民党県連がラウンジに12万円支出 県連「不適切な支出にはあたらない」 鹿児島
自民党鹿児島県連が2023年に飲食代としてラウンジに12万円を政治資金から支出していたことが分かりました。
県連は「不適切な支出にはあたらない」としています。
政党支部である都道府県連は政治活動費の支出が1件5万円以上の場合のみ政治資金収支報告書への記載義務が生じます。
2023年の報告書によると、自民党県連は11月21日に鹿児島市のラウンジに飲食代として12万円を支出しています。
県連によりますと、九州ブロックの政調会長会議の懇親会の2次会で16人ほどが利用したということです。
会議にあたっては、会費として1人3万円を徴収していて、飲食代は一般会計から支出したとしています。
県連は税金が原資の政党交付金を受け取っていますが、党本部の指針に基づき、飲食代を政党交付金から支出しておらず、県連は「不適切な支出にはあたらない」としています。
なお、スナックなどへの政治資金の支出を巡っては、上野厚生労働大臣や日本維新の会の所属議員の資金管理団体で相次いで発覚しています。