奄美の森に冬の訪れを告げる『ヤッコソウ』 12月下旬までが見ごろ 鹿児島
奄美の森に冬の訪れを告げる不思議な花「ヤッコソウ」が咲き始めました。
龍郷町の森の中、落ち葉の間から「ヤッコソウ」が顔をのぞかせています。高さは3cmほど。淡いピンク色の花の形が両手を広げた「奴さん」の練り歩く姿に似ていることが名前の由来とされ、四国や九州南部、南西諸島にかけて分布しています。
花の隙間には蜜が溜まり、野鳥などが訪れますが、きょうは…。
【観光客】
「あっ甘い。甘い!」
ヤッコソウを見るために奄美を訪れた観光客がその味を体験していました。
「本で見ていて、ずっと見に行きたいなと思っていたのですごいうれしかったです」
12月下旬、年の瀬までが見ごろだそうです。