野生のイノシシが豚熱感染 曽於市では初確認 鹿児島
鹿児島県は9日、曽於市で捕獲された野生のイノシシ2頭が豚熱に感染していたことを発表しました。
県によりますと今月1日と4日に、曽於市財部町下財部で捕獲された野生のイノシシを検査した結果、豚熱ウイルスに感染していました。
周辺には22の養豚場があり、およそ6万頭の豚が飼育されていますが、これまでに異常の報告はないということです。
曽於市では初めての確認で、県内では6例目と7例目になります。
県内で確認された豚熱は、遺伝子検査の結果などから他県から運ばれてきた可能性が指摘されていて、県は豚熱の拡散防止に協力してほしいと呼びかけています。