来年の干支は「午年」 長友アナが鹿児島神宮のご神馬に会いに!


来年は「午年」。
ご神馬がいる霧島市の鹿児島神宮では新年の準備が進んでいます。
来年は年女午年生まれの長友アナウンサーが取材しました。

【長友アナ】
「来年の主役ともいえる馬。鹿児島神宮のご神馬、清嵐も来たる新年を待っています」

来年、令和8年は60年に一度の「丙午」の年。
ご神馬は神様の乗り物として奉納された馬のことで、霧島市の鹿児島神宮でも「清嵐号」がご神馬として飼育されています。
清嵐号は雄の元競走馬で、JRA日本中央競馬会から2018年に奉納され、地元の人をはじめ多くの参拝客から親しまれています。
生きた神馬を飼育する神社は全国でも30近くしかありません。
その中から来年の午年に合わせ、香川県の金刀比羅宮が声をかけて集まった7社が連携して、ある企画が来年始まります。
それが元旦から始まる「丙午歳神馬訪い巡り」です。
鹿児島神宮を含めた全国7つの神社が参加し、あわせて9頭の神馬との縁を結ぼうというものです。
この催しではそれぞれの神社で、馬にちなんだ御朱印やお守りも授与されます。
鹿児島神宮の運気上昇守や御朱印はうまくいく(馬九行久)と7社の神馬9頭とかけられています。

【鹿児島神宮 伊賀昇三 禰宜】
「午年ですから皆さんの願い事がますますかなって飛躍というか物事がいいように運ぶようになるといいなと思う」

開運招福!新春の旅行の計画に組み入れてみてはいかがでしょうか?

まばゆい日差し。
こちらは指宿市にある揖宿神社です。
明るい雰囲気の境内には花がたくさん浮かんだ手水鉢があります。
境内に入ると、立派な神馬の像も。
前脚が跳ねていて、躍動感いっぱいです!

【揖宿神社 幸野彬広 祢宜】
「昭和3年(1928年)に戦争に出兵。(神馬像が)武器や弾薬に使われた。しばらく神馬像がなくて台座だけということがあったが、昭和45年(1970年)にまた神馬像が帰ってきた」

創建706年と伝わるこの神社、お正月は多くの初詣客でにぎわいます。
社務所では新年の準備が進められています。
新春限定の御朱印は来年の干支・午やお多福に手毬、凧などが描かれて、めでたい図柄です。

【揖宿神社 幸野加代 さん】
「女性が輝くように祈願したお守り。かわいい!と言っていただけます」

数あるお守りの中で特に女性に人気が高いのが華やかなレースのお守り。
繊細な図柄が美しいですね。

【揖宿神社 幸野彬広 祢宜】
「午年・令和8年も皆さんが健やかに明るく過ごせるようにと準備。良い新年を迎えられるようにと準備を進めている」

神社ではこれから新年の準備が佳境を迎えます。

 
「KKBみんながカメラマン」