養殖ウナギの生産量日本一の鹿児島 シラスウナギ漁が8日に解禁


養殖ウナギの生産量全国1位の鹿児島、シラスウナギ漁が8日解禁されました。

8日午後6時ごろの大崎町の海岸。
日没に合わせてすでに多くの人が網を手に海の中に入っていました。

【田上記者】
「ヘッドライトを点けた漁師がずらーと並び、波の音だけが響いています。今シーズンのシラスウナギ漁が始まりました」

うなぎの稚魚・シラスウナギは光に集まる習性があることなどから、水面に照明を当てながら漁を行います。

昨シーズンの県内のシラスウナギの漁獲量は前年の3倍以上にあたるおよそ2490キロで、35年ぶりに2トンを超えました。

8日も波が押し寄せる中、県の許可を得た漁師が海に入り、5センチほどのシラスウナギを捕獲していました。

県内のシラスウナギ漁は21日間の休漁期間をはさみながら、来年3月29日の日の出まで行われます。

シラスウナギの漁業者などで構成する県の協議会によりますと「きのうの解禁日はほとんど捕れていないが、来週20日頃の月明かりがなくなる新月が今月の漁獲のピークだ」ということです。

 
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