「結婚前提」投資勧められ　詐欺　暗号資産４５００万円相当の被害

　被害が急増しているＳＮＳ型ロマンス詐欺の手口で、県内の男性がおよそ４５００万円相当をだまし取られていたことがわかりました。

　警察によりますと、今年８月、県内に住む５０代の男性がマッチングアプリで知り合った女性から「結婚を前提に考えている」などと言われ、ＬＩＮＥで連絡を取り合っていたところ、女性から暗号資産の投資を勧められました。

　その後、女性から紹介された投資サイトに暗号資産を送金、サイト上で利益が出ているように表示されていたことから信用し、合わせて９回、総額４５３０万円相当を送金し、だまし取られたということです。

　今年、県内で確認されたうそ電話詐欺とＳＮＳ型投資ロマンス詐欺の被害総額は先月末の時点で２４億円を超え、すでに去年の被害額を上回っています。

　一度も会ったことのない人から投資を勧められた場合は詐欺を疑い、警察に相談してください。