鹿児島港本港区エリアの北ふ頭 「しおかぜ通り」実証実験で意見交換
鹿児島港本港区エリアのまちづくりを考える会合で、北ふ頭でまもなく始まる実証実験、トライアル・サウンディングについて意見が交わされました。
県は北ふ頭エリアのしおかぜ通りを民間事業者に貸し出し、にぎわい創出の可能性を探る実証実験、トライアル・サウンディングを実施します。
港湾関係者や経済団体などが出席した25日の会合では鹿児島市に本社を置くカーネギー産業がコンテナハウス3基をしおかぜ通りに設置し、カフェの運営や音楽イベントなどを実施する計画が報告されました。
【鹿児島市商店街連盟 有馬勝正 会長】
「本港区エリアが再開発されたら、私ども天文館は絶対有利になります。通行量は必ず増えます」
【県旅客船協会 若松広幸 事務局長】
「イベントの内容によっては多数の方がご来場いただけるのかな。トイレとか、そういったところが少ないと、そうなるとまだ改修工事が終わっていない北ふ頭港湾施設内に立ち入られる方も出てくるのかなということを少し危惧しております」
実証実験は今月29日から来年3月まで行われ、県は今後、北ふ頭エリアをどう利活用するかの検討材料にしたいとしています。