豚熱発生うけワクチン緊急散布 鹿児島・霧島市でイノシシから2例


霧島市で豚熱に感染したイノシシが確認されたことを受け、鹿児島県がワクチンの緊急散布を行いました。

霧島市では今月17日と18日に見つかった死んだ野生イノシシ2匹が家畜伝染病の豚熱に感染していたことが確認されています。
県内では1985年に伊佐市で養豚場の豚が感染していますが、野生のイノシシからの確認は初めてです。

県は20日、霧島市と曽於市の31地点にあわせて780個の豚熱経口ワクチンを緊急散布しました。
今月27日にも感染が確認された場所から半径10キロにあたる区域に散布する予定です。

区域内には養豚場が10カ所ありますがこれまでのところ、異常は確認されていないということです。

 
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