全国で相次ぐクマの被害 鹿児島で害を及ぼす野生動物は? サルやイノシシに注意!


連日伝えられるクマの被害。
こちらは霧島市に残る“熊襲穴”鹿児島には・古代の熊襲族に・熊毛郡という地名などクマにちなむ名称もあります。
鹿児島にはクマは生息していませんが、人に害を及ぼす野生動物がいます。
特徴や注意点とは?

【小田アナウンサー】
「鹿児島市の県立博物館です。こちらには県内に生息している野生動物の剥製などが展示されています。ただ、クマの姿はありません」

全国各地でクマの被害が相次いでいますが、九州では絶滅が宣言されています。

【県立博物館 渡邉 剛学芸主事】
「九州では早い時代から林業が盛んになったので、駆除されたり、生息地が分かれてクマ同士が繁殖を行うのが厳しくなった」

一方、県内では人に危害を加えることがあるサルやイノシシは広く分布していて注意が必要です。

【県立博物館 渡邉 剛学芸主事】
「(遭遇したら)騒がずにゆっくり離れる。(敷地内に)ごみやペットのエサなどをそのままにせず、野生動物を近づけないようにすることが有効。これから冬に向けて、積極的に人家の周りにもエサを求めてやってくる時期。十分気をつけて野生動物と適切な距離をとって過ごしてほしい」

 
「KKBみんながカメラマン」