【速報】鹿児島・霧島市で死んだ野生イノシシから豚熱か 19日夜に判明見込み


鹿児島県は19日、霧島市で見つかった死んだ野生のイノシシが豚熱ウイルスに感染している疑いがあると発表しました。

県によりますと、17日午後2時ごろ、霧島市霧島田口で死んでいる野生のイノシシを住民が発見しました。その後、18日に県が実施した豚熱ウイルスの遺伝子検査で陽性が確認されたということです。まだ豚熱ウイルスへの感染が疑われる段階で、遺伝子解析を経て19日夜に判明する見込みとしています。

死んだ野生のイノシシが発見された場所から半径10キロ圏内には養豚場が10戸あり、あわせて1万4311頭が飼育されていますが、これまでに異常はないということです。

県は現在、対策会議を開いています。県内の養豚場や猟友会、関係機関などに対して発生情報の周知を行うほか、豚熱経口ワクチンの緊急散布の実施を国と協議しているということです。

 
「KKBみんながカメラマン」