鹿屋市で野鳥から高病原性鳥フル 野鳥からの検出は今季2例目 鹿児島


鹿屋市で回収された野鳥の死がいから、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
県内で野鳥から高病原性のウイルスが検出されたのは今シーズン2例目です。

県の発表によりますと、今月12日に鹿屋市白崎町の歩道でヒドリガモの死がいを鹿屋市の職員が発見し、その後、国立環境研究所で遺伝子検査を実施したところ、17日に高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。

今月10日に出水市の東干拓で回収されたナベヅル1羽の死がいから高病原性のウイルスが検出されていて、野鳥から検出されたのは今シーズン2例目となります。

国はヒドリガモが回収された場所から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、県や鹿屋市は野鳥の監視を強化しています。

なお県によりますと、今回ヒドリガモの死がいが回収された場所から半径3キロ圏内に採卵用の養鶏場が1つありますが、これまでに異常の報告は入っていないということです。

 
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