鹿児島港本港区エリア景観・デザイン協議会 住吉町15番街区について 鹿児島


鹿児島港本港区エリアの魅力向上に向けて議論する県の協議会が開かれ、鹿児島サンロイヤルホテルの移転先に決まった住吉町15番街区について協議しました。

鹿児島港本港区の住吉町15番街区を巡っては、鹿児島サンロイヤルホテルを運営する鹿児島国際観光が、2000人規模の大規模な会議などできる「MICE」機能を持った9階建てホテルの建設を計画し、10月、県の事業予定者に決定しています。

鹿児島国際観光も参加した17日の会合では、景観への配慮について、周辺との調和や回遊性、水際空間のにぎわい創出について検討を望む声も聞かれました。

■鹿児島大学大学院 理工学研究科 小山雄資 准教授
「(この敷地が)いちばん水際のラインとまちが非常に近接している所で一体的にデザインできるという場所だと思いますので」

■長岡造形大学造形学部 川島茂 教授
「緑化計画が十分にまとめられているというわけでは、現段階の図面ではないかなというふうにお見受けするところです」

意見に対して鹿児島国際観光は、今後、検討状況を報告するとしています。

■県土木部 吉行勝哉 港湾対策監
「今から事業予定者で設計を進めていくことになります。設計が具体化した段階でですね。この協議会を持ちまして確認、調整を行っていくことになります」

 
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