中種子町で安納いもの品評会 今年は防除対策の徹底で約4500トンの生産を見込み


優れたブランドを保護する農林水産省の「地理的表示」=GIに登録されている「種子島安納いも」の品評会が中種子町で開かれました。

審査会品評会は栽培技術の向上を目指し毎年、開かれています。

今年は「箱の部」と「株の部」の2つの部門に代表銘柄の「安納紅」や「安納こがね」などあわせて52点が出品され、審査員がそれぞれ色や形などを審査していきました。

【種子島安納いも生産販売部会 池山 朝生会長】
Q今年の出来具合はー
「基腐病も適正な管理をしっかりやっていただいた。出来の方はなかなかいい出来に仕上がっている。高温とか日照、こういったのがものよかったのではないか」

最優秀の金賞には、勇元誠さんと田中満男さんが選ばれました。

2019年には、島全体で1万トンあった生産量は、「基腐病」の影響で、2022年には約3000トンとピーク時の3分の1まで落ち込みましたが、出品した安納いも防除対策の徹底で持ち直し、今年は約4500トンの生産を見込んでいます。

 
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