県警でまた不祥事 再発防止策を見直し 「意識が高まらなかった」と答えた職員が6%


県警でまた不祥事が明らかになりました。
他人の下着をビデオカメラでのぞこうとしたとして、県警の巡査長が減給の懲戒処分です。

県警によりますと懲戒処分を受けた巡査長は、今年7月から8月にかけて県内の屋内や屋外でビデオカメラを使って他人の下着をのぞきこもうとしたり、衣類からはみ出た他人の下着を映像で記録しようとしたりしたということです。

県警は巡査長の行為が卑わいな行為などを禁じる不安防止条例違反に当たると判断し、この巡査長を先月30日付けで3カ月の減給処分としました。

県警は、「憂慮すべき事態。信頼を回復するに至っていない」とコメントしています。

去年8月に再発防止策に取り組みはじめてから発生した行為に対する現職警察官への懲戒処分はこれで4件目。

そうした中、県警は14日去年8月に策定した再発防止策を見直しました。

このなかで、県警職員を対象にしたアンケートの結果、これまでの再発防止対策に対して「意識が高まらなかった」と答えた職員が6%いることや「一部の悪いことをした人間のために大部分の警察職員が多大な迷惑を被っていて納得いかない」と不満を述べる職員が18%いたことが明らかになりました。

 
「KKBみんながカメラマン」