JAL機がバードストライクで鹿児島空港に引き返す 乗員乗客あわせて258人にけがはなし
14日午後鹿児島空港から羽田空港に向けて出発した日本航空の飛行機のエンジンに鳥が衝突する事故があり、この飛行機は鹿児島空港に引き返しました。
鹿児島空港事務所などによりますと、午後1時35分ごろ鹿児島発―羽田行のJAL646便が離陸してまもなく、鳥がエンジンに衝突する「バードストライク」が発生しました。
646便が引き返して着陸するため、鹿児島空港は滑走路を一時閉鎖。
滑走路に散乱した機体の部品の回収など安全点検を実施。
646便はこの間上空を旋回し続け、午後2時20分過ぎ、無事に着陸しました。
エンジン内部の羽根状の部品が損傷している様子も伺えます。
日本航空によりますと、乗員乗客あわせて258人にけがはありませんでした。
(乗客)「15日受験があるので、そのために前のりで羽田に(向かう予定だった)。新幹線で行くか、また15日の朝イチで行くか、考える」
事故のため、別の空港へ向かったり、離着陸を待機するなどの影響が出たということです。