鹿児島市の商業施設で防災訓練 吉野小学校の児童が1日消防署長を務める
9日から秋の全国火災予防週間が始まっています。鹿児島市の商業施設で防災訓練がありました。
アミュプラザ鹿児島で行われた訓練は、震度6強の地震が発生し、5階の飲食店付近で火災が起きた想定です。従業員ら300人余りが、客の避難誘導や初期消火の手順などを確認しました。
一日消防署長を務める吉野小学校4年生の吉村心杜さんの合図で、消防隊が出動。
はしご車で逃げ遅れた人を救い出し、建物に一斉放水しました。
【JR鹿児島シティ・山崎慎介 代表取締役】
「実際の災害の時にはこんなシナリオ通りにはいかないと思います。スタッフのみなさんは少しでも大きな声で大きなジェスチャーでお客様への取り組みををさせていただきました」
【鹿児島市消防局・前田武史 中央消防署長】
「これから本格的な冬を迎えます。火災のますます多くなる季節となりますので火の元や暖房器具の点検など、ぜひご家族で防火に取り組んで頂きたいと思います」