出水市で高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出 水鳥のねぐらの水から 今季初


出水市で水鳥のねぐらの水などから毒性の強い高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

今シーズン、初めてです。

毒性の強い高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは出水市の荒崎地区にある水鳥のねぐらと江内地区の川で採取された水です。

今月3日に採取され、7日、鹿児島大学の遺伝子検査で検出されました。

環境省は、周辺10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化しています。

県内では昨年度出水市と霧島市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの発生が3例確認され、約32万羽が殺処分されています。

今年度も先月から北海道の養鶏場などで発生が確認されていて、薩摩川内市では6日、市内約30の養鶏農家に消毒用の消石灰を無料で配布するなど警戒を強めています。

 
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