JACが再発防止策を提出 不適切な整備433件 鹿児島
整備が不適切だったなどとして国から業務改善勧告を受けていた日本エアコミューターが再発防止策を提出しました。
日本エアコミューター=JACは2018年からの7年間で433件の不適切な整備業務が認定され、国土交通省から業務改善勧告を受けていました。
整備作業において担当者の確認が漏れていたケースや修理作業をしていないケースもあったということです。
JACは、要因として資格者個人の判断で処置できるという誤った認識や現場が遅延や欠航の影響を過度に意識してしまう環境があったとしています。
28日国土交通省に提出した再発防止策では社員に対して遅延・欠航の責任は経営が持つ旨のメッセージの発信や安全管理に関する教育の実施、すべての整備作業に対して記録を発行することなどを記しています。