県新特産品コンクール ユニーク商品が集結!入賞は? 鹿児島
鹿児島の魅力をアピールしようと新たに開発・改良された特産品の品評会が開かれました。今年入賞したのは果たして?
県などが主催する「かごしま新特産品コンクール」。
食品部門と工芸・生活用品部門にあわせて111品が集まりました。
鹿児島湾で育てられたひらまさの燻製生ハムや沖永良部島のジャガイモと加計呂麻島の塩を使用したポテトチップス、桜島の形をした最中など鹿児島の魅力が詰まった新商品が集結。
今年は明治日本の産業革命遺産登録10周年特別賞と荒茶生産量日本一特別賞が新たに設けられ、県産の緑茶と辺塚だいだいを使ったフレーバーティーなど関連の商品も多く並びました。
審査基準は技術力や地域性など。
最高賞の県知事賞に選ばれると県の内外でのPRや販売の大きなチャンスとなります。
【山形屋食品統括部バイヤー 吉近 泰生さん】
「固定観念でこれはこういう使い方しかできないという考えが僕自身あったけど、お話を聞くなかでまた広がって今後の販売に生かせそうな気がする」
工芸・生活用品にはこんなユニークな商品も。
【北崎アナウンサー】
「音楽流れてなんだか音が広がってくる感じがありますね。西郷さんの力強い歌声って感じもしますけど、こちらは鹿児島県産の杉を使ったウッドスピーカーだということです」
見てください!この迫力ある口!なのに杉のいい香りがして癒されるというギャップ。
まるで西郷さんに見守られているようで、どうも気になる存在。
審査員の皆さんも魅力ある商品に頭を悩ませながら真剣に選んでいました。
【泉水アナウンサー】
「午後3時をまわりました。私はこの鹿児島黒牛を使ったグローブに心つかまれました!果たして?」
いよいよ表彰の時間ー
「124番鹿児島和牛グラブHiCityBallers」
泉水アナが気になっていた鹿児島黒牛のグローブは奨励賞を受賞。
最高賞にあたる県知事賞は食品部門で「かごしま抹茶&シェイカーセット」が。
工芸・生活用品部門では「薩摩焼ブレスレットbijou」がそれぞれ受賞しました。
「明治日本の産業革命遺産」登録10周年特別賞に選ばれたのは薩摩切子の「MARUKO」です。
【美の匠ガラス工房弟子丸 下簗 清美専務】
「食をサポートできるような物が作りたいというのが、今回のコンセプト。それを見て頂けてすごく嬉しかった」
荒茶生産量日本一特別賞には「きりしま茶かるかん」が選ばれました。
【徳重製菓とらや 徳重 克彦代表取締役社長】
「世界で今、お茶がブームになっている。お茶の入ったお菓子を世界中の人に食べてほしい」
受賞した商品は今後、県内外の物産展で展示・販売されます。
※徳重克彦さんの「徳」は正しくは旧字体