かつお節の入札出品数が激減 生産量は回復傾向も…鹿児島県枕崎


かつお節の販売交流会が生産量日本一の枕崎市で開かれました。

記者リポート
「入札が始まりました。威勢の良いかけ声が響いています。会場には立派なかつお節が並んでいます」

販売交流会はかつお節の販路拡大が目的で枕崎産など675個が出品されました。
全国から集まった卸売業者らが入札会に参加し、枕崎産が最高値の1キロ6300円で競り落とされました。

【枕崎水産加工業協同組合 的場信也 代表理事組合長】
「出品数が激減している。コロナ前までは1万個くらいあった。コロナで需要のあり方、商売のあり方が変わった。かつお節業界が発展するために入札会は必要」

取り引きの形が時代とともに変化し入札にかけられるかつお節は減っていますが、生産量自体はコロナ禍以来、回復傾向にあるということです。

 
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