県議会の定数削減を議論も…次回に持ち越し 選挙は2年後 鹿児島県
自民・維新の連立政権が国会議員の定数削減に合意し動きが注目されるなか県議会でも定数や選挙区のあり方を検討しています。
県議会は現在、21の選挙区から選ばれた51人で構成されていますが2011年以降、変更はありません。
2年後の選挙に向けた検討委員会。
定数を何人減らすかなど議論しましたが意見は一致せず、次回に持ち越しとなりました。
議員定数等検討委員会 吉留厚宏 委員長
「(定数を)減らすという意味では現行定数50、補足1。実数51ですが、そこの部分で1人2人の減がそれこそ限界だろうというご意見が出ました」
区割りについても定数が17人と多い鹿児島市・鹿児島郡区など複数の選挙区について議論したということです。
議員定数等検討委員会 吉留厚宏 委員長
「一つの選挙区で17というのは全国を見ても最多な部分のところでありますのでそこを分割、並びに減らしたほうがいいんじゃないかという意見はありました」
春に公開される国勢調査の結果を踏まえ、来年6月には意見を取りまとめたいとしています。