鹿児島県と市町村が結ぶ災害応援の協定が18年ぶり改定 「リエゾン」派遣も明文化
県と市町村が結んでいる災害応援の協定が18年ぶりに改定されました。
【塩田知事】
「近年、全国各地で大規模な災害が発生しています」「災害対応を取り巻く状況も変わってきている。現状にあった内容への見直しを今回行う」
塩田知事や県市長会会長の本坊輝雄・南さつま市長らが出席して改定されたのは、迅速な被災地支援を目的として県と市町村が結んでいる協定です。
協定は18年前の2007年から結ばれていますが、自然災害の激甚化などを背景に発災前から協定の対象となるように変わるほか、「リエゾン」と呼ばれる被災地での情報収集を目的とした県職員の派遣が明文化されるようになりました。
県内では、今年も線状降水帯による大雨被害が出たり、台風12号の影響で河川が氾濫したりと災害への対応強化が急がれています。
【県市長会会長本坊輝雄 南さつま市長】
「今回も、南さつま市は浸水しまして、『ここまではなかったのに』という被害が出てる。今後、県を核として、より一層連携を強化していきたい」