大規模イベント会場などでの雑踏警備を想定 鹿児島県警で小型カメラ=ウェアラブルカメラを試験的導入


 県警は、イベント会場などで雑踏の警備にあたる警察官が身に着ける小型カメラ=ウェアラブルカメラを試験的に装着すると発表しました。

 警察庁のモデル事業の一環で、頭や胸に付けて、大規模イベント会場などでの雑踏警備を想定しています。警察官が身につけたカメラを通して、リアルタイムで送られてくる映像で人の流れなどを指揮本部で確認し、立入規制などに活用するもので、映像は基本的に1週間保管され自動的に消去される仕組みだとしています。

 カメラの使用は、事前に県警のホームぺージで公表し、撮影中は腕章をつけて周囲に知らせるとしています。

 11月上旬、鹿児島市で開かれる「おはら祭」が県内では初の現場での運用となる予定で、県警は「特定の個人を狙って撮影する目的のものではない」としています。

 
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