訓練　Ｆ−１５戦闘機初めて鹿児島空港へ〜民間機と行き交いながら　鹿児島

　鹿児島空港に22日「戦闘機」が飛来です。

　鹿児島空港に初めて飛来したのは航空自衛隊の主力戦闘機、Ｆ１５通称「イーグル」です。

　航空自衛隊によると、最大速度はマッハ約２・５。２０ミリ機関砲や空対空のミサイルを装備しています。

　20日から陸海空の自衛隊が合同で行っている「自衛隊統合演習」の一環で、22日は四国沖で敵の艦艇への攻撃を想定した訓練中の、Ｆ１５戦闘機４機が燃料補給のため鹿児島空港に飛来しました。

　２機ずつの編隊で着陸し、民間の旅客機が行き交う鹿児島空港内を移動。予定していた燃料補給を終えると、再び、飛び立ちました。

　（記者）「民間機の離着陸の合間を縫って、Ｆ１５戦闘機が轟音を響かせながら鹿児島空港を離陸しました」

　統合演習は３１日までの予定で期間中に、鹿児島空港や鹿屋航空基地で給油や弾薬搭載の訓練を行うほか、奄美大島や種子島で空てい部隊や物資の降下訓練、けが人の救助など後方支援訓練が実施されます。