高市氏 日本初の女性総理に 県関係の国会議員 有権者の受け止めは
21日召集された臨時国会で、自民党の高市早苗総裁が総理大臣に選出され、日本の憲政史上初の女性総理が誕生しました。
投票を終えた県関係の国会議員に受け止めを聞きました。
衆議院鹿児島2区選出の三反園訓さんは、高市総理を「地方自治に詳しい方」と述べ次のように期待を語りました。
(自民・衆院鹿児島2区 三反園訓 氏)
「地方自治体と協力しながら物価対策、景気対策をやっていきたいと表明されている。鹿児島の県民生活がよくなるように財源の問題も含めて汗をかいていただける方だと思う」
石破内閣で外務副大臣を務めた宮路拓馬さんは、高市総理の「実行力」に期待します。
(自民・衆院比例九州 宮路拓馬 氏)
「物価高、生活の不安であるとか、不透明な国際情勢、安全保障環境、そうしたものに対する不安に応えていく。それが高市政権のミッションであると思う」
日本維新の会との連立政権については。
(自民・衆院比例九州 宮路拓馬 氏)
「これからですから、うまく連携を図っていく道のほかないと思っている」
一方、野党側です。
立憲民主党の野間健さんは初の女性総理誕生については肯定的に捉えていますが、自民と維新の連立に危機感を示します。
(立憲・衆院鹿児島3区 野間健 氏)
「あまり弱者とか厳しい立場にある人たちに目を向けるというよりは弱肉強食的なそういう経済政策が多い。国民が一番望んでいるのは物価高対策。非常に経済的困窮者も増えている。こういうことに目を向けないような政治であれば、われわれが強く厳しく追及していく」
立憲民主党の川内博史さんは高市新総理について。
(立憲・衆院鹿児島1区 川内博史 氏)
「(高市さんは)すごく極端な思想を持っている。バランスの取れた内閣総理大臣としての仕事をしてほしい」
そして、新たに発足する高市内閣に対しこう注文をつけました。
(立憲・衆院鹿児島1区 川内博史 氏)
「内閣自体がいま何をすべきなのか、しっかりと見極めてほしい。物価高に対応する政策を実現していくことがいま求められているわけで、議員定数の削減などというのは次元が違うトンチンカンな政策だと思う」
“初の女性総理の誕生”を有権者はどのように受け止めたのでしょうか?
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