インドのシェフを招いた調理のワークショップ 県産品約25種類の中から作ったものはー 鹿児島


 県産食材の販路拡大に繋げようとインドのシェフを招いた調理のワークショップが開かれました。

 インドから招かれたのは現地の日本料理店で人気を集めるシェフのカブリーさんとクマールさんです。用意された県産品はウナギやサツマイモ、カツオ節など約25種類。日本の料理人とコミュニケーションをとりながら食材を選ぶとインスピレーションで次々と新しい料理を作っていきます。

 インドでは去年、国内の人気レストラントップ50のうち日本食レストランが12店舗ランクインし、また、インドへの県産品の輸出も増加傾向にあるなど、さらなる販路拡大が期待されています。

 さて、調理を経て出来上がったのはゆずを器にしたウナギのジュレや、カンパチの黒酢南蛮風、そして、南インドで有名なシチューに似せたココナツミルクでゆでたうどんなどです。

 【北崎アナウンサー】
「ほのかにココナツミルクの香りがあるのと、かぼすの酸味も加わって、日本のうどんなのに南インドの屋台で食べてるみたいな味ですね」

 【日本料理GINKOオーナーシェフ ブレハディール・クマールさん】
「すごく楽しかったです。すごく手間をかけていろんな職人さんが何百年も頑張ってきているのでその魅力が伝わってほしい」

 インドの2人は16日作った料理を現地の日本料理店のメニューに取り入れたいと話していました。

 
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