鹿児島大学馬術部×動物病院がスポンサー契約 そのわけは? 鹿児島
企業と、大学の馬術部がタッグを組む全国でも珍しい取り組みです。
鹿児島大学で行われたのは馬術部と愛知県の動物病院とのスポンサー契約です。
病院側が馬術部の活動資金を提供するのに対し、馬術部はユニフォームに病院のロゴを掲載し、企業説明会に部員が参加するなど交流するというもの。圧倒的売り手市場の中で、獣医を目指す学生に早い時期から企業を知ってもらいたい「採用」側と、馬たちのエサの価格高騰や部員の遠征費増大など活動資金に悩む「馬術部」側のメリットが合致したというのです。
馬術部の練習場を訪ねてみるとー。
出迎えてくれたのは元競走馬のメイショウヤエヤマ。
乗らせてもらうとー
【泉水アナウンサー】
「目線の高さは人の2倍ぐらいありそうです」
ちょっと緊張してしまいますが…
これだけ迫力があるのに、かわいらしいんですよね。
【馬術部・奥村巧主将】
「馬にも性格があり、昨日の乗り方しているのに今日は違うなとか、日々分かることが多くあり、馬と心のつながりを感じる瞬間が楽しい。
その一方でー
【馬術部・奥村巧主将】
「トラックも福岡や兵庫などに行くと、何十万円とかかったりして、自分たちも部費としてお金を預けてはいるが、限られているので、このようなスポンサー契約があることで、より馬に接する時間が増え、部員の増加にもつながるのでとてもありがたい」
【あいち犬猫医療センター・杉浦光浩取締役】
「間をつまんでください馬術という動物と人間が関わるスポーツが、世間的にもっと認知されていくとより動物と人間の共生が広がっていくと思う」