「アラブマーケット」鹿児島市で開催 売上の一部はパレスチナに寄付
パレスチナ刺繍が施された小物やエジプトの伝統的なガラスボトル。
ガザ地区の停戦が発効されるなか、鹿児島市ではアラブ諸国の文化を広める「アラブマーケット」が開かれました。アラブ諸国の工芸品が販売され、売り上げの一部は戦闘で被害を受けるパレスチナの子どもたちを支援するため寄付されます。
中東などに伝わる「ヘナアート」を体験したり、イスラム教徒の女性がかぶる「ヒジャブ」や民族衣装を試着したりする人も。
【来場者】
「現地にいる気分でお金持ちになった気分」
「きれいでうれしい、着られて」
こちらはパレスチナの伝統菓子「リングクッキー」です。
【小田アナウンサー】
「きょうは私も初めてのヒジャブをまとってクッキーをいただきます。厚みがありますが、サクサクしています。スパイスが香りますね」
会場ではガザ地区の戦闘について講演も行われました。停戦の発効を受け、ガザ地区ではイスラム組織ハマスに拘束されていた人質が解放されました。
【来場者】
「停戦したのはよかったと思うが、これまでも停戦して平和になったと皆が思ってしまうことによって、侵攻や侵略が水面下で広がる。継続して見ていくことが必要」