鹿屋市の子どもたちが昔ながらの稲刈り体験 「終わったあとにおいしい米を食べられるというのが一番いい」 鹿児島県<BR>
使われていない休耕田で米作りに取り組む鹿屋市の子どもたちが、昔ながらの稲刈りを体験しました。
毎年稲刈りに参加している子どもたち。鎌の使い方も手慣れた様子ですね。
鹿屋市の高隈地区では、休耕田で米作りをして耕作放棄地を解消しようと、10年ほど前から園児から中学生までが参加してうるち米やもち米を栽培しています。
●高隈地区コミュニティ協議会浜田保会長
「高隈も高齢化が進んでおりますので、稲づくりが出来なくなったという家庭も多くなっています。高隈のコメはおいしいと評判ですから、これがですねずっと存続して大事に守っていかんといかんとは思っているんですけどね」
自慢のおいしい米や田園風景は子どもたちにとってもほこりです。
Q.高隈の米がおいしいといわれるのはどうして?
「水がきれいなのと、人がいいのですかね」
「この景色を見るのが一番きれいで、高隈にいて良かったなと思います。稲刈り体験が終わったあとに、おいしい米を食べられるというのが一番いいです」
収穫した米は、神社に奉納するほか、イベントなどで販売されるということです。