十島村19日に職員2人を現地派遣 諏訪之瀬島の震度5弱を受けて


17日夜、トカラ列島近海を震源とする地震があり、十島村の諏訪之瀬島で震度5弱を観測しました。村は19日に職員を派遣し、現地の状況を確認することにしています。

17日午後9時55分ごろ、トカラ列島近海を震源とする地震があり、十島村の諏訪之瀬島で震度5弱を、悪石島で震度3を観測しました。

十島村によりますと、18日朝に地元の消防団が集落の点検をした結果、電気やガス、水道などライフラインに異常はなかったということです。また、これまでにけが人や建物被害の報告は入っていません。

【十島村 久保源一郎村長】
「自分自身の体を守るにはどうするべきか、今一度思い起こして、そこに備えるような形で落ち着いて生活してほしい」

村は19日に職員2人を派遣し、現地の被害状況や住民の様子を確認するということです。

今回の地震は火山性地震の一環と見られ、6月から悪石島などで続く群発地震とは震源も異なり、別の地震とみられています。

なお、諏訪之瀬島の御岳火口の噴火活動に、特段の変化は認められないということです。

気象台は今後1週間は、震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。

 
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